公開日:2021年11月29日
猛禽類とは鋭い嘴や爪をもつ肉食性の鳥類であり、本企画展ではタカ目とハヤブサ目、いわゆる「ワシタカ類」に焦点を当てます。只見町では、2021年現在14種のワシタカ類が記録されており、中でもクマタカを始めとする山地森林性の種が多くを占めているのが特徴です。猛禽類は生態系の上位捕食者に位置付けられ、豊富な餌や広い環境などを必要とするため、生態系の健全さの指標とも言われる存在です。
本企画展では、豊富な生態写真を交えつつ、只見町のワシタカ相の特徴と餌生物・生息環境との関係性や、サシバなど代表的な種の生態を紹介するほか、人の利用により変遷してきた自然環境が猛禽類に与える影響など、様々な観点から只見町の猛禽類にアプローチしていきます。大型猛禽類であるイヌワシ、クマタカの剥製標本は必見です。ご来場のみなさまに、猛禽類の面白さと、猛禽類の視点から見る只見町の自然の魅力をお伝えします!
2021年12月4日(土)~2022年4月4日(月)
ただみ・ブナと川のミュージアム 2階ギャラリー
午前9時~午後5時(最終受付は午後4時)
火曜日(祝祭日の場合は翌平日)
年末年始(12月28日~1月3日)
高校生以上310円、 小・中学生210円(20名以上の場合は団体割引あり)
※只見町内在住の小・中・高校生は入館料が無料になります
只見町ブナセンター(☎ 0241-72-8355)