第3回企画展「奥会津の着る民具〈布〉-糸づくりから現代まで-」
会期:2024年7月20日(土)~2025年2月11日(火・祝)
只見町には、町民参加の「只見方式」により整理された約10,000点の民具コレクションがあります。そのうちの2,333点は国指定の重要有形民俗文化財で、416点の仕事着を含みます。
プロローグでは、現代の仕事着の技と彩りを紹介します。奥会津には仕事着を作る技を伝え、仕事着を着る活動があります。南会津町南郷地区の〈南郷刺し子会〉と只見町明和地区の〈めいわ縫子さん〉による着る民具づくりの活動を紹介します。第1章では、只見でおこなわれていた糸づくり、布づくりを展示します。第2章では、当館に収められて息づく国指定民具の仕事着を紹介します。
奥会津の人々は自分で仕事着を作って、継ぎ当てや刺し子で補強しながら、仕事がしやすいものに工夫して、一着を長く着ました。人々は仕事着を愛し、仕事着は人々に愛されてきたから、使われ続けてきたのです。それが「仕事着の表情」(素材・繊維・織り目・縫い目・刺し子・文様・磨れ・ほつれ・手の動き・造形美)にうかがえます。館内にある虫眼鏡で、じっくりご覧ください。
タイトル
第3回企画展「奥会津の着る民具〈布〉-糸づくりから現代まで-」
会期
2024年7月20日(土)~2025年2月11日(火・祝)
場所
ただみ・モノとくらしのミュージアム 展示ホール
開館時間
午前9時30分~午後5時(最終入館は午後4時30分)
休館日
毎週月曜日(祝祭日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料
無料
問い合わせ先
ただみ・モノとくらしのミュージアム
電話 0241-86-2175