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ただみ・モノとくらしのミュージアム

施設概要

施設概要

ただみ・モノとくらしのミュージアムは、国指定重要有形民俗文化財「会津只見の生産用具と仕事着コレクション」2,333点を収蔵・展示するために、博物館法に基づく公立博物館として、只見町が設置したものです。民具収蔵庫を新設し、収蔵展示として公開するとともに、展示棟を併設しています。

収蔵資料

収蔵庫には、国指定重要有形民俗文化財に指定されている只見町の民具2,333点が収蔵されています。その内訳は、山仕事や農作業に使われた生産用具が1,917点、それらの作業をする時に着た仕事着が416点です。これらの資料は、昭和40年代から収集されてきた資料に、只見町史編纂事業にともなう民俗調査の成果を加え、さらに町民による記録・整理作業を経て分類・整理されています。この町民による記録の方法は「只見方式」と呼ばれています。また民具のほかに、会津只見考古館時代の資料も収蔵されています。

民具整理保存運動からミュージアム設置まで 

収蔵庫には、国指定重要有形民俗文化財に指定されている只見町の民具2,333点が収蔵されています。その内訳は、山仕事や農作業に使われた生産用具が1,917点、それらの作業をする時に着た仕事着が416点です。これらの資料は、昭和40年代から収集されてきた資料に、只見町史編纂事業にともなう民俗調査の成果を加え、さらに町民による記録・整理作業を経て分類・整理されています。この町民による記録の方法は「只見方式」と呼ばれています。また民具のほかに、会津只見考古館時代の資料も収蔵されています。

1965年(昭和40) 只見・朝日・明和の公民館活動で民具収集開始
1989年(平成元) 只見町町史民俗会発足。朝日・明和地区町民により民具整理が開始される)民具整理運動)
1998年(平成10) 国の伝統文化伝承総合支援事業を受け、只見町民具活用委員会設置。収集整理した民具の国重要有形民俗文化財指定を目指し、町民が民具の記録・整理を開始(民具保存活用運動)
2003年(平成15) 2,333点が国重要有形民俗文化財「会津只見の生産用具と仕事着コレクション」に指定
2008年(平成20) 神奈川大学COE只見町インターネット・エコミュージアムによる国指定民具カードの公開
只見町インターネット・エコミュージアム (himoji.jp)
2010年(平成22) 旧只見中学校を民具収蔵展示施設にする案が検討される
2013年(平成25) 只見町民具収蔵展示施設検討委員会発足
2016年(平成28) 只見町民具収蔵展示施設基本計画を策定
2019年(令和元) 只見町民具収蔵展示施設着工
2020年(令和2) 民具収蔵展示施設と会津只見考古館を統合した施設として検討する只見町モノとくらしのミュージアム(仮称)準備検討委員会設置
2021年(令和3) 民具収蔵庫(本館)竣工。連結した会津只見考古館を閉館、改修して展示棟とする
2022年(令和4) 館長・学芸員を設置。博物館法に基づく公立博物館として設置条例制定。文化財室設置。7月22日開館。開館記念展が開催される

ご利用案内

開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日 月曜日(国民の祝日に当たる場合はその翌平日)
年末年始 12月29日~1月3日
入 館 料 無料

リーフレット

ただみ・モノとくらしのミュージアム パンフレット(PDF)

問い合わせ先

ただみ・モノとくらしのミュージアム
〒968-0602 只見町大字大倉字窪田30(旧会津只見考古館)
電話 0241-86-2175